そしてお父さんも大会初出場!

そしてお父さんも初出場!

我が小学校1年生の息子のといえば天真爛漫、自由奔放、適当、お調子者ですが

でも可愛らしい❤️と思う私は親バカです。

とはいえ、「君が出す答えはYesかハイだからね」と社会に育てられてきた私は息子の将来を憂い、巡り巡って昨年末に桜武館と出会いました。

入会当初はさておき、案の定、場の雰囲気に慣れると、竹刀を床についたり、壁に寄りかかったり、集合がかかっても歩くなどと目に余る行動ばかり。

すかさず師範の先生、父兄の方々からのお叱りを受けるわけですが、親以外に真剣に怒られるという体験が息子にとっては斬新かつ万能薬でした。
(親からの怒号に対しは未だに暖簾に腕押し、馬耳東風ですが・・。)

まずは何がなんでも稽古には行く!ということを目標に我が家の剣道生活がスタートしました。

4月には(お花見後の懇親会をきっかけに)私も30年ぶりに道着を纏い、5月には親子で防具をつけさせていただき、望んだ8月の夏合宿!

息子は深夜までハッスルし続けた結果、翌日の合宿目玉の対抗戦は体調不良で出場辞退・・。

「あゝ無念」とはまさしく。一方で息子らしいとも思ったり。

その後も稽古は続け迎えた9月の初の公式戦。

前夜に「俺優勝するわ!!」と強気な発言と共にいきなり、いつもと違って真面目な素振り。

「あのねKくん。先生がおっしゃるように試合では普段練習以上のことは出ないのよ。これまでやってきた結果が試合で出るの。まずは出場を目標に!」と私

「いや優勝するわ。できる気がする」と

迎えた当日、私が起きると息子はすでに道着姿!『よし行こう!』と気持ちを鼓舞させいざ出陣!!

結果はなんと準優勝。

「Kくんの運、全部使っちゃったね!!」という言葉の裏に初めて真剣な眼差しで前に突き進む息子の背中に静かにエールを送る父でした。
(動画を見直すと大声で叫んでました)

息子にとっても頑張った!嬉しい!という体験ができたことは必ずや今後の糧となること思います。

来年40を迎える私も剣道を初めて半年。

この年で新たなチャレンジができる環境、剣道を通し、師範の先生方、相手の方がいるからこそ、稽古ができることに感謝。

また剣道を通じ自身と対峙でき、人として成長出来出来る日々を満喫していいます。

夏からは長女も剣道を始め、週3回の稽古の時間は私達家族にとって、貴重な時間です。

今回の大会では私自身、初戦敗退という結果でしたが、大きな成果を得た大会となりました。

そして意気込みに関しては息子から多くを学びました。

大会の帰路で息子の棚牡丹に本人以上に大興奮した私はまさかの地球にヘッドバット。

翌日職場で「お岩さんのコスプレですか?ハロウィンにはちょっと早いですよー!」と言われ「患者体験です!」と返答。

これからも楽しく日々の稽古を親子で頑張って参ります。

変わらぬご指導をお願いいたします!!

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コメント: 1
  • #1

    友より (土曜日, 20 9月 2025 06:58)

    いい文章と体験談ですね。素晴らしい